ここ家ナビのブログで初めての投稿となります!
私、十日町・津南家ナビの事務局を担当しております中川です。
なるべくこの家ナビをご覧なっている一般の皆様が気楽に読んでいただけるよう、
各現場を回ってのあまり表にでない情報について私の主観たっぷりに発信させて頂きます。
今回は小千谷に新築された物件についてです。
真ん中の背の高い一軒家です。
片流れの落下式屋根。小千谷もごーぎ雪が降りますから、向こう側に屋根に降った雪を全部落ちるんですね。
私は数年前に雪の降らない湘南からの移住者ですので、高床で屋根勾配の急な家の“かたち”がまだ新鮮に映ります笑
雪の心配があるから、どうしても“かたち”がシンプルになりますよね。
下屋や小屋根を設けるとどうしても雪の始末が大変なる。私もこちらに来て何度も屋根に上がったのでその苦労は分かります。
デザイン、町の景観からしたら面白みが今一つと感じる人もいるでしょう。
ではどこで魅せるか?または作り手の腕の見せ所はどこでしょう?
やはり内部になると思いますが、この建物で注目したいのが階段です。
階段はまず安全に上がり下りできるのが当然のことですが、この階段は手すりの明るい照明に加えて幅が広くとられています。
大工さんがお施主さんを気遣い当初の設計より広く造ったそうです。
デザイン的には照明はお施主さまのこだわりであったり、ニッチスペースを配置して飾りを置いたり変化がありますね。
階段横のスペースを収納するなどの工夫もみられます。
雪国の家は階段回りに注目ですね!