こんにちわ。十日町津南家ナビ担当の中川です。
ブログの更新、大分放置してしまいましたが、これからはネタを集めて頑張りますのでよろしくお願いします!
さて、今回は森に手入れに関するお話しです。
新潟県の森は戦後に植えられた杉が多く、およそ60年生くらいになってます。
全国的にみてもこうした人工林の木々が伐期(伐り時)を迎えてまいますが、
ここ雪国十日町地域では育ちの良い木は伐期を迎え初めています。
「木の伐採=自然破壊」という思う方もいるようですが、人工林の杉やヒノキなどの針葉樹は間伐(間引く)して育てることを前提に、密集して植えられたものです。
間引いたり、枝をはらったり、人が手入れすることによって人工林はその環境が保全され、木材を生産することができるわけです。
今、国も地域の材を地域で消費することを推奨し、様々な補助金、助成金があります。
今年から始まる「地域型住宅グリーン化事業」もその一つです。この補助金に関しては、また後日とりあげます。
県でも「ふるさと越後家づくり事業」があり、越後杉ブランドの認証得た材を一定量住宅に使った場合に補助金がでるものです。
さてここから本題ですが(笑)手短にご報告します。
先の週末に十日町市内の学校林活動に参加してきました。
60年も続いていて地域の皆様によって受け継がれた森づくりの伝統行事です。
生徒たちなんだかんだ言って結構一生懸命やってました(^.^)
もちろんこうした活動は生徒たちの環境教育でもあって、木材生産だけを目的にしたとは違います。
地域の人たちが手をかけ続けた60年がたち、杉の木が伐期となり、
地域の中でその活用方法が改めて検討する時期になっているようです。